昨日の日経新聞にこんな記事がありました。

 国土交通省は建設業で活躍する女性を増やすため、吉本興業と組んでイメージアップ作戦に乗り出す。吉本興業の「おかずクラブ」を起用して建設業の魅力を伝える「おうちクラブ」を結成したり、建設現場の作業を経験してもらったりする。建設業は高齢の男性が多く、現在10万人ほどの女性の技術者や技能者の倍増を目指す。
 2016年度予算を使い、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに広報業務を委託する。労働力人口が減り建設業の人材確保はますます難しくなる見通し。女性の参入を促し、20年の東京五輪・パラリンピックに向けた建設需要にも対応する。国交省は女性でも使いやすいトイレの設置などの環境整備も進める。

 いよいよ建設業の人材不足に政府が真剣に対応してきました。もちろん「1億総活躍」しなければ世の中の仕事が回っていかない時代がやってきたのでしょうか?
 政府が真剣になって依頼する相手が「吉本興業」というのは面白い。おまけに「おかずクラブ」が若い女性にアピールしてイメージアップってピンとこないんですが…。

ヘルメットをかぶり図面を見る女性